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三浦です。 オースチンヒーレースプライトMK1が入庫しておりますので、 ちょっとこの場を借りて説明させていただければと思います。 このヒーレーは日本では通称「カニ目」、 海外では「バクアイ」と呼ばれております。 1950年代のクルマで、車重が600キロ位と イギリスのライトウェイトスポーツカーの先駆け的な存在でもあります。 僅か3.5mとコンパクトなボディですが、 運転するポジションがリアタイヤ前になり、フロントが長く見えます。 優雅なロングノーズボディのクルマを運転しているようなんです。 通常カニ目に搭載しているエンジンは950ccなのですが、 このAシリーズエンジンは800~1300ccまでありますので、積み替えができます。 こちらは1300ccを搭載しておりますので、力強く走ってくれます。 フロントのボンネットは重い鉄製なのですが、FRPにしております。 この軽量化の為、車重も500キロ台になっていると思います。 復刻版のヒーレーも1995年に1300のエンジンとFRPボディ、5速MTで登場しているのですが、 こちらの車両はオリジナルとなっております。 運転しますと、けっこう勇ましい音なんです。 高速を走ると80キロで巡行しても全く問題なく、風を感じながら本当に楽しく走ってくれました。