名車オースチンヒーレースプライトMK1の中古車情報
1958年式のこの
オースチンヒーレースプライトMK1は
僕の生まれる前からこの世に存在しておりました。
その見た目から日本では通称「カニ目」と呼ばれておりますが、
スプライトとは「妖精」という意味ですので、
随分と愛嬌のある妖精のような気がします。
このカニ目の良さは、最近のクルマと違い、構造が至ってシンプルなため
単純な工具さえあれば、大抵の整備は出来てしまいます。
エンジンルームはシンプルで整備しやすい
重量感のあるフロントカウルを開けてみてみましょう。
オースチンヒーレースプライトMK1のエンジンルーム内は
パーツは見てすぐに何があるかわかるくらいシンプルで
メンテナンスも楽です。
このカニ目は元々ヒストリックカーレース等に参戦していた
レーシングカー仕様になっております。
只これからは日常でも気軽に乗れるように
ヒーターコアや少し快適になるようにパーツを取り付けております。
オースチンヒーレースプライトMK1にはトランクがない
フロントカウルの開き方も特徴がありますが、
もっと特徴的なのが、このクルマにはトランクがないことです。
車重が600キロ台ということもあり、ボディ剛性を上げるために
荷物はシートの背もたれを倒して洞穴みたいな空間に入れます。
走っていて奥へ入ってしまうと手が届かないので、
ちょっとやっかいなところもあるという。。。
しかも本当に掃除がやりにくいという・・・
それでも最大の魅力はオープンカーであるという事!
そろそろ暖かくなってきましたので、このクルマも活躍してきそうです。
楽しみですね。