ブログ

ラーダニーヴァの歴史について

今日はラーダ・ニーヴァのボディをピカピカに磨いております。 さてこのラーダニーヴァですが、ブログをご覧の皆さんはどのような車かご存知ですか? ラーダニーヴァとは1977年に旧ソビエト連邦の時代より生産されている ロシアの小型クロスカントリー乗用車なんです。 この聞きなれないロシア産のラーダニーヴァについて、 どのような特徴のクルマかご説明しようかと思います。 日本で小型クロスカントリー乗用車というと、スズキのジムニーみたいな存在です。 「ニーヴァ」とはロシア語で「耕作地」を意味します。 1977年当初はフィアット製のエンジンなどが搭載されておりましたが、 駆動系やボディはラーダ社独自に設計したものです。  

内外装ともにシンプルなデザイン

外装はいたってシンプルです。 飾り気のない共産主義の国が作ったという歴史を感じますね。 内装も外装同様ですが、走るのに必要なもの以外は搭載されていないですね。 武骨なところもありますが、全身でドライブを味わいたいならとても気持ちいい車両です。 シフトレバーの位置が結構遠くて、ロシアの方の体系そのままという、 ある意味ちょっとした不都合もプラスに感じてしまいます。 ご心配なくパワステはついております。 ※人によってはパワステも無い方がいいのかもしれませんが。。。

車両の各種ボタン類の解説

この車にはスイッチ類もどこに何があるか結構バラバラなので、 簡単にいくつかご説明いたします。 ちなみにこの車には小さい鍵と、更にもっと小さい鍵の2つの鍵がついてくる。 ちょっと意味がわからないですよね。笑 乗り込んで左側のスイッチ類は左から、 メーターパネルのライトの明るさ調整と ヘッドライトの光軸を上げたり下げたりするダイヤル式のスイッチです。 隣の赤い丸いボタンみたいなやつはイモビライザーのセンサーです。 そのスイッチのすぐ下の左側にはカバーがあり、プラスドライバーでビスを外すと ヒューズとコンピューターのOBⅡの端子があります。 メーターもいたってシンプルですが、考えてみたら国産車も20年前はみんなこんなもんですよね。 携帯電話と同じで、車はただ移動するための道具ではなくなってきているのだと思います。 ちなみに水温系は意外と正確で、130度手前の110度を超えたあたりで 電動ファンが回り始めます。 電ファンが回るまで、オーバーヒートしないかちょっとドキドキしますね。 因みにファンは2枚付いております。 ロシアは寒い国ですので、暑さに弱いと思いきや、 意外と熱いところでもしっかりと走ってくれます。 運転席ドアを開けて、シートベルトで見ずらいのですが リアのハッチの開閉ノブがあります。 リアハッチはここで開けます。 フロントシートの背もたれはサイドブレーキ横のダイヤルを回して リクライニングを調整します。 このレバーがいっぱいありますが、 左奥からシフトレバーです。 運転していて本当に遠い・・・ そして2本生えている左側の小さいレバーがデフロックのレバーです。 長い方がFFと4WDに切り替えるトランスファーケースギアレバーです。 助手席側の目の前にはクーラーがついております。 クーラーの操作はハンドル右側の縦並びのつまみ2つで、 送風の強弱と、温度調整ができます。 窓とミラーは手動で調整します。 窓のレバーは恐ろしく小回りします(笑) 後部座席は特に難しいところはありませんが、 一点だけ、荷物を載せる際にリアシートをたたむことができるのですが、 リアのシートの座面を外すことが難しいという人が多いのです。 はめ込み式なのですが、いったん座面を背もたれの方に膝で押し込んで 座面についている紐を引っ張ると簡単に外れます。 これがリアシートの座面のキャッチの部分です。 ボディ側のフック上の金具が、座面のキャッチ側に引っかかっているだけです。 トランクしたのマットを持ち上げると、 右隅に打刻した車体番号が出てきます。 エンジンルームも開けるといたってシンプルで、 ジャッキとスペアタイヤもエンジンルームに備え付けられております。 このエンジンはGM社製の1700ccエンジンになります。 足回りもシンプルな作りになっておりますね。 整備も結構簡単にできちゃいそうですね。 走らせるとタイヤノイズとトランスミッションの音が凄く響き渡り、 クルマを運転している感が凄いです・・・ 110キロで巡航するのが精いっぱいのような気がします。 それ以上スピードを出すと凄い音ですね・・・ このクルマはやはり不整地を走らせると性能を発揮するのだと思います。   さてそろそろ磨きの方も完成してきました。 ロシアの車の塗装はどうかと思いましたが、 結構しっかりとした塗装面で良く磨けました。 ピカピカになりました。 クールマンカーコーティング